「タイ人だから・・・」とは言わない

週報(Weekly Report)

このブログでは、海外赴任中に感じたことを、毎週アップしていく予定です。

海外との文化の違いや、マネジメントの大変さ、離れて暮らす両親や、一緒に赴任している妻や子どもとの関係など、日々悩んだり、学んだりしたことを、読書を通して勉強になった内容も交えながら、ご紹介をさせていただきます。

定期的に発信をすることで、気持ちの変化や異文化での生活、ご家族や従業員との関わり、日本本社との関係など、色々と悩むことが多い海外赴任中の方々の少しでも共感できる内容を発信したりお悩みなどの心の支えや参考になれば幸いです。

ひと言

2023年11月1週目

個人的に本を読んで、マネジメントや海外勤務で役に立ちそうなこと、学んだことを今回共有させて頂きます。

「日本人が海外で最高の仕事をする方法 ― スキルよりも大切なもの」より糸木 公廣さん著書

強烈な違いを前にした時、嫌悪して顔を背けてしまうか、それとも違う楽しみ、面白がることができるか、それが大切。人は自分に関心を持ってくれる人を大切。

人に対して好意を持つ。自分の意見、自分の趣味、人となり、自分のバックグラウンド、そうしたものに関心を向けてもらえるかどうかは、その人との関係を大きく左右するポイント。

私が相手をただ「交渉相手」として捉えるのではなく、一人の「人」として捉え、個人対個人で向き合おうと努めた結果、成果を得ることが出来た。

異質に思える相手もまた、自分や自分の親しい人たちと同じ「人」であり、私達と同様に家族を大切に思い、子供が喜ぶと自分もうれしく、そうした気持ちを共有できる相手のことを、人として尊重し信頼する。

そんなごく普通の「人」として相手を捉えて接すれば、相手との関係性は大きく違っていく。

海外赴任がうまくいかなかったという事例の中には、言葉の壁や文化の不適用を表面上の理由にしつつ、実は基本的な「人」への接し方に原因があったという例も少なくない。

学んだこと

→一緒に働くタイの従業員の方に対しても、「タイ人だから…」ということは言わない大切さに気づけました。

人によっては「タイ人は・・・みたいなところあるからね」ということも言うことはあると思います。

しかしかけがえのない家族を持ち、大切な友人や人間関係を持っていることは我々日本人と変わらない

日本人は偉い、部長は偉いなどという考えではなく、一人の人間として相手を尊重することが大切であると学びました。

相手の意見をしっかりと耳を傾けて、会社としてもより良い方向に進んでいけるようにしていこうと思います。

この度も最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

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