このブログでは、海外赴任中に感じたことを、毎週アップしていく予定です。
海外との文化の違いや、マネジメントの大変さ、離れて暮らす両親や、一緒に赴任している妻や子どもとの関係など、日々悩んだり、学んだりしたことを、読書を通して勉強になった内容も交えながら、ご紹介をさせていただきます。
定期的に発信をすることで、気持ちの変化や異文化での生活、ご家族や従業員との関わり、日本本社との関係など、色々と悩むことが多い海外赴任中の方々の少しでも共感できる内容を発信したりお悩みなどの心の支えや参考になれば幸いです。
ひと言
2024年9月4週目
先週の週報で書いた通り、課内の雰囲気がよくないと感じたので、26日One on One ミーティングを行いました。
予想以上の荒れ具合で、
「あの人の勤務態度も変わらなければ、私は退社する」
「個人的な金銭トラブルで、仕事以外では話さないようにいる。あと人とはもう友達ではない。」
「警告書3枚溜まれば退職金なしで辞めさせられるのを知っているか」
など泣きながら訴えてくる方もいて、今までにないものになりました・・・
こちらとしても、なんと声をかけたりすればいいかわからず、まずは話を聴くことに徹して
相手の感情に寄り添い、特に良い悪いの判断はしないことにしました。
このような話も出るかと思ったので
「社内のメンバーがもっと仲良くなるために何かいいアイデアはあるか?」と質問をしたが
「一緒に泊まりの旅行とか絶対に考えられない」
「懇親会でも一緒に話したりとかはしない」
「仕事とプライベートの人間関係は別で考えている」など、いい方向へつなげることもできず。
さらに会議で私が伝えたことは、全部課員で共有されていることも知り、怖さや難しさも感じました。
しかしとある課員からは、「あなたはいいマネジャーだ。意見や話を聴いてくれるから」と言ってもらえました。
その言葉を聞き会議室で一人になった後、涙が出ました。
自分の中で溜まっていた悩みなどがふっと楽になりました。
One on One の大変さや難しさを経験することができています。
「上機嫌のつくりかた」植西 聰さん著書
●「相手の長所」に目を向ける
身近な人間関係を円満にしたいなら、相手の長所に目を向けなければならない。
人の短所を意識すると欠点ばかりが目につき、不機嫌な態度を取るようになる。当然、相手との関係もギクシャクしたものになってしまう。
一方、相手の長所を意識すると、相手のおかげで助けられているような気持になり、感謝の念が生まれてくる。
すると関係性も良くなり、自分自身も上機嫌でいられるようになる。
アメリカの作家デール・カーネギーの言葉に
「他人の短所を見れば憂うつになり、他人の長所を見れば人生が明るくなる」というものがある。
相手の長所を探してつき合っていくのが、対人関係のコツである。
学んだこと
→課員に対して最近は短所ばかりを気にしている自分がいることに気づきました。
しかしこれからは積極的に相手の長所を意識して感謝の念を持ち、上機嫌に過ごせるようにしようと思います。
最近課内の雰囲気が悪いので、まずは自分が上機嫌でいることができればと思います。
そのためには不運なことやつまらないことも
「この経験はいつか役に立つだろう。だから前向きに生きていこう」と上手に気持ちを切り替え、
必要以上に心配せず、「最後はすべてうまくいくはずだ」と信じて、前向きに生きていくようにします。
自分の成長の機会とポジティブに捉えて、色んな人に相談をして知見を広げていき、より成長をしていきます。
そして今後このようなことで悩んだ後輩や自分の子どもにも寄り添ったアドバイスができるように、学んでいきます。
この度も最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
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