このブログでは、海外赴任中に感じたことを、毎週アップしていく予定です。
海外との文化の違いや、マネジメントの大変さ、離れて暮らす両親や、一緒に赴任している妻や子どもとの関係など、日々悩んだり、学んだりしたことを、読書を通して勉強になった内容も交えながら、ご紹介をさせていただきます。
定期的に発信をすることで、気持ちの変化や異文化での生活、ご家族や従業員との関わり、日本本社との関係など、色々と悩むことが多い海外赴任中の方々の少しでも共感できる内容を発信したりお悩みなどの心の支えや参考になれば幸いです。
ひと言
2024年1月3週目
昨日関係会社へ研修として10月から行っているエンジニアの方に、関係会社で業務について聞いてみました。
関係会社と自社では扱っている内容が違うようで、関係会社は工場機器の設備(電気設備・消火設備・ケーブル等)を浅く広く
対応しているが、自社は配管、タンク、発電機等扱っているものが大きいと説明をしてくれました。
やはり自社での仕事が好きで入ったため、戻れるなら早く自社で仕事をしたいと言っていました。
「やる気を引き出し、人を動かす リーダーの現場力」迫 俊亮さん著書
◆現場
最大の収益ドライバーが「現場」であることを経営サイドが腹の底から理解してない
現場と経営には「偉さ」の上下関係はない。役割の違い。
現場理解がないから見下す。見下すからマイクロマネジメントしようとする。
マイクロマネジメントするから現場のモチベーションが上がらない
現場をただの「実行の場」だと思っていないか?
現場の感覚や負担を織り込んだ戦略が取れているか
現場は「末端」ではなく、組織の「最先端」なのである。
学んだこと
前回、課員との打合せ後ややり取りの後、本人も自主的になり、あれほど反対をしていたVATの還付やコンサルと契約することに積極的になりました。
本人自ら組織長ミーティングで発言をして、VATの還付やコンサル契約についての話をしてくました。
しっかりと話せば文化や言葉は違えどちゃんと分かり合えると思えた瞬間でした。とても貴重な経験になりました。
会社の調達部門メンバーと話をするときに、日本のおすすめの場所はあるか?と聞かれ、
「今年の秋ごろに日本に旅行に行こうと思うから、その時おススメの場所を教えて欲しい」と言われました。
現時点の計画では、人員計画ではそれまでに削減の対象となっているメンバーでした。
複雑な気持ちになりました。
しかしそれは最悪なケースであり、まだ時間は十分にある。現場を良く知っているタイ社のローカルメンバーも巻き込めば、
きっと新しく受注は取れると思っております。
自社の取締役会としての私が諦めてはいけない。そう強く思えるきっかけにもなりました。
関係会社へ研修で行っている方や調達の方も、自社で働き続けたいと思っているのであれば、
私自身ができることを考え、何とか会社、そして社員に貢献したいと思います。
もし、何かアドバイスなどあれば教えていただけますと嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。
この度も最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
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