このブログでは、海外赴任中に感じたことを、毎週アップしていく予定です。
海外との文化の違いや、マネジメントの大変さ、離れて暮らす両親や、一緒に赴任している妻や子どもとの関係など、日々悩んだり、学んだりしたことを、読書を通して勉強になった内容も交えながら、ご紹介をさせていただきます。
定期的に発信をすることで、気持ちの変化や異文化での生活、ご家族や従業員との関わり、日本本社との関係など、色々と悩むことが多い海外赴任中の方々の少しでも共感できる内容を発信したりお悩みなどの心の支えや参考になれば幸いです。
ひと言
2024年2月2週目
今週は同期が調達部査として、来タイしました。
いくつか話をしてくれました。
①マネジメントについて「元部長や元課長が今は自分の部下として働いているとのことでとてもやりにくい」
②TPSCの将来については「我々の40前後の世代が、TPSCの5年後、10年後、20年後を考えて働かないと後で痛い目に合う。部下を育てないと全部我々が抱えることになる」
③タイ社について「タイ社を潰してしまうと、5年後10年後にもう一度ビジネスをするときに相当な苦労をすることになる。優秀な人材を育てるのも時間がかかる」
同期の真剣な話や苦労話を聞くと、勇気をもらえました。
今週もタイ社の先輩からも励ましとアドバイスのメッセージをいただきました。ありがとうございました。
「リーダーになる人のたった1つの習慣」福島 正伸さん著書
①自分が見本になること
自分が相手の見本になって尊敬されてなければ、相手は聞く姿勢にならない
相手が見ているものが変われば、相手が変わる
②相手を信頼すること
自分が相手と一生涯付き合う覚悟があるかどうか
どのような話をするかよりも、相手との信頼関係があるかどうかで相手の話を聞くかどうかを考える
信頼関係をつくる上で大切なのは、相手を評価するのではなく信頼すること
1%でも信頼をする勇気を持つことで相手との関係が変わり、相手との人間関係が変わる
③相手を支援すること
相手を支援するというのは相手を楽にさせるのではなく、相手に勇気を与えること
相手が自分自身で壁を乗り越える力を与えることが支援である
行動の主体者は相手にある
相手を感動させるには、相手に対する強い思い、真剣な行動、強い愛情が必要である。
相手が変わるには自分の意識と行動の結果である
相手を変えようとするのではなく、自分自身を見直し変えようとすることで相手は変わる
私たちは人間関係の中で最も多くを学ぶことができる
いつでも他人は自分自身を成長させる最高の機会を与えてくれいる
学んだこと
→離席や早期に退社する社員についての注意をしたきっかけに、少し職場の雰囲気が悪くなってきたのを感じていたため
急遽、5名の課員との面談を実施しました。
業務のこと、職場環境ことを聞きました
話を聞くことで、本人が抱えている業務の問題や改善策、職場の人間関係も見えてきました。
職場の雰囲気を察している課員からも、「あなたは正しいことをしたと思っている」、「ブレないで強く自分を持ちなさい」、
「課員に対しては平等に扱ってほしい」、「年齢は気にしないで、あなたは権威をもっているからしっかりと言っていい」など
色々とアドバイスをもらいました。
「1minutes manager」というおすすめのマネジメントの本まで紹介してもらいました。
特に「平等に扱ってほしい」というのは、家庭でも言われる言葉なので、今後は注意をしていこうと思います。
「従わなければ他の人を雇えばいい」という考えか、
「相手と一生涯付きある覚悟があるか」という考えかそれぞれのいい点、悪い点はあると思います。
マネジメントを通して、大きく悩み、そして自分を成長させてくれる最高の機会とポジティブに捉えて業務をしていきます。
この度も最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
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