競争相手は「過去の自分」

週報(Weekly Report)

このブログでは、海外赴任中に感じたことを、毎週アップしていく予定です。

海外との文化の違いや、マネジメントの大変さ、離れて暮らす両親や、一緒に赴任している妻や子どもとの関係など、日々悩んだり、学んだりしたことを、読書を通して勉強になった内容も交えながら、ご紹介をさせていただきます。

定期的に発信をすることで、気持ちの変化や異文化での生活、ご家族や従業員との関わり、日本本社との関係など、色々と悩むことが多い海外赴任中の方々の少しでも共感できる内容を発信したりお悩みなどの心の支えや参考になれば幸いです。

ひと言

2024年4月3週目

日本に観光に行っていたタイの社員の方から、

「日本人の女性は前髪を下げている人が多い。タイ人の女性は前髪がある人は珍しい」という意見や

「“ゴミを持ち帰りください”という張り紙にに感動した」という意見があり、

外国人目線での日本の良さや特徴を聞けて、とても興味深かったです。

「働きやすい会社の仕組みのつくり方―8割が納得する評価・給与」金原 章悦さん著書

競争相手はあくまでも「過去の自分」

評価そのものは、他者と比較するのではなく、その人自身の「過去と現在」とを比較する。

そもそも人それぞれ考え方も性格も違うので、持っている知識やスキル、技術も違います。

そうした異なる中身を持つ者同士を比べても、意味がない。

ですから、人事評価でのモノサシは、「人よりこれだけ優れている」ではなく、

「過去の自分より、これだけ成長した」を評価の鉄則としています。

学んだこと

本書を読んだきっかけは、人生初めての“人事評価”をつける立場になり、

悩むことが多く、せっかくなのでこの機会に自分で勉強をしてみようと思ったためです。

本書にあった“他者ではなく過去の自分と比較する”という部分が特に印象に残りました。

課員自身にも、周りと比較して優れているか劣っているかどうかという目線ではなく、「過去の自分自身」と比較して、成長できているか、という目線で振り返ってほしいと思いました。

私も親として子どもには、周りの子と比較をしないように心がけをしており、

もちろん自分自身も他人と比較をせず過去の自分自身と比較することを意識してます。(なかなか難しいですが…)

子育てやマネジメントでの大切な考えが共通する部分がことがあると感じました。

人事評価面談まではまだ日数があり、人生初めてのせっかくの機会なので、

本や先輩方々のアドバイスを聞いて、勉強をしていきます

この度も最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

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