このブログでは、海外赴任中に感じたことを、毎週アップしていく予定です。
海外との文化の違いや、マネジメントの大変さ、離れて暮らす両親や、一緒に赴任している妻や子どもとの関係など、日々悩んだり、学んだりしたことを、読書を通して勉強になった内容も交えながら、ご紹介をさせていただきます。
定期的に発信をすることで、気持ちの変化や異文化での生活、ご家族や従業員との関わり、日本本社との関係など、色々と悩むことが多い海外赴任中の方々の少しでも共感できる内容を発信したりお悩みなどの心の支えや参考になれば幸いです。
ひと言
2024年11月3週目
本社主催のオンラインの研修の際に、一緒にグループになった方から
今年ガンで奥様を亡くされた方の話を聞く機会がありました。
20歳からお付き合いをして、結婚をすることになり、
ガンを宣告されてから、5年間の介護生活だったようです。
亡くなられてから半年も経っていない状況ですが、ポジティブに物事をとらえられているので理由を聞いてみました。
その方は
「死ぬことはコントロールできない。
コントロールができる自分がやれることは妻のために何でもやった。やり尽くした」
「妻の闘病生活をきっかけに、ポジティブに考えるようにした。マイナスと思われることも自分の成長だと捉えるようになった。伸びしろだよね。人生は一度きりだし」
物事を前向きに捉えようとする心構えについて自分自身もこれからも意識していこうと思いました。
そしてやれることをやりつくした状態までもっていくことができれば、後悔も少しは小さくなるのかなと…
「旦那が突然死んだので発達障害児を一人で育てることになりました」せせらぎさん著書
●【かけがえのないもの】
旦那が死んで本当に何が大切だったのかわかった
生きていた時はあれが嫌、ここが嫌ばかり見ちゃって…
そして気づいた
たぶん今もそう
無いものばかり目がいっちゃうけど、
失う前に大切にしなくちゃ…
●「本社の研修」より
“パフォーマンスの高いチームは
パフォーマンスの低いチームよりも
5倍多くのポジティブ・フィードバックを共有している。“
BYマルシエラ・ロサダとエミリー・ヘアフィー
学んだこと
→週末は、日本で暮らしている両親と姉家族がタイへ遊びに来てくれました。
ちょうど一年前ステージ4のがんと申告された母…
2024年2月にタイへ旅行を予定したいましたが、ガンをきっかけに旅行の予定もキャンセルとなりました。
2024年3月に一時帰国した際に、久しぶりに会った母は、抗がん剤の影響で髪の毛は抜け落ちて、顔もやつれていました。
その時に、母はタイに旅行に行くことを目標にして頑張ると言っていました。。。
私も少しでも何かしたいと思い、
「タイに来るときにこのバーツを使って」とタイバーツを渡しました。
それから約8カ月後に、医者からもOKが得られ無事にタイに来ることができました。
日本の医療にも感謝です。
生きているといいことも嫌なことも経験することがあります。
しかし一度きりの人生、クヨクヨして人生を過ごすにはもったいない。
そのためにも、できるかぎりポジティブな方向に自分自身の考え方をシフトして、
ポジティブ・フィードバックを意識して、感謝の気持ちを周りの人に伝えて毎日を笑顔で過ごせるように意識していこうと思います。
家族が生きていることに感謝。
両親は私が入社したころから、私が海外赴任をした国に遊びに行きたいと言っていたので、その夢が叶えられて本当に良かったです。
この度も最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
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