こんにちは!
もこパパです。
私はお金に関する資格(簿記2級、ファイナンシャルプランナー2級、証券外務員1種)を保有しており、上場企業での経理経験は10年以上あります。お金に関する不安を取り除いて、海外移住を実現するお手伝いなどができればと考えておりますので、ご覧いただけると幸いです。
【駐在者の証券口座調査】
今回第2回目のブログは、海外転勤中の友人に海外転勤時の株式運用について調査結果をご報告いたします。
第1回目の調査は下記のブログをお読みいただければと思います。
海外転勤中の3人の友人に質問をいたしました。
海外転勤の1年以上だと日本の証券口座を保有できないっていう情報があるんだけど、証券口座持ってたりする?
●高校時代の友人A(タイバンコク:自動車メーカー)
会社紹介の証券口座を使っているけど、それはそのままキープできている
→企業型確定拠出型年金のことで、日本の社会保険制度に加入をし続けている限り、継続は可能。
しかし5年以上の転勤になり、勤務先の国の社会保険のみ加入することになった場合、そもそも雇い主が日本の会社ではなくなった場合(日本の社会保険から脱退した場合)は継続ができなくなる。
●高校時代の友人B(タイバンコク:食品メーカー)
証券会社によっては5年以内ならOKとかバラバラだったと思うよ!でも書類を集めるのが面倒だったりするから、おすすめは全部処分!
俺の場合は、楽天証券は全部売って、SBIは書類を提出してキープした。日本株以外は売らなきゃダメだね。
→私のケースと類似しており、やはり日本株以外は売らないとダメそう。
●大学友人C(香港:化粧品メーカー)
自社株しかないから、保有したままでできたよ
→持株会で自社の株の購入、保有し続けることは可能
今回学んだこと
①企業型確定拠出型年金は日本の社会保険制度に加入をし続けている限り、継続は可能
②持株会で自社株は保有し続けることは可能
③日本株以外は売却が必要(投資信託などは売却が必要)
いかがだったでしょうか。
現地で働いている友人にも確認をしてみましたが、日本株、国債以外は売却をする必要がありそうです。
日本株式以外は、売却が必要とのことで、10銘柄程度で日本株式のポートフォリオを作るのもありなのかもしれないと感じました。
正直、日本株式市場に魅力を感じてはいないですが、海外転勤中に現預金で寝かしておくのももったいない気がしております。
持株会については、購入時に奨励金が付与されたりなどメリットもありますが、会社の業績が悪化したとに給料・賞与と株価が両方とも悪化する可能性もあります。
ポートフォリオのバランス的にも、自社の株を持つことは避けたいと思います。さらに経理部門は決算時を作成している部門であれば、インサイダー取引の対象となることもあるため、個人的にも買うことはしない予定です。
次回は、友人Bに海外転勤時の資産運用について確認をしてみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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