このブログでは、海外赴任中に感じたことを、毎週アップしていく予定です。
海外との文化の違いや、マネジメントの大変さ、離れて暮らす両親や、一緒に赴任している妻や子どもとの関係など、日々悩んだり、学んだりしたことを、読書を通して勉強になった内容も交えながら、ご紹介をさせていただきます。
定期的に発信をすることで、気持ちの変化や異文化での生活、ご家族や従業員との関わり、日本本社との関係など、色々と悩むことが多い海外赴任中の方々の少しでも共感できる内容を発信したりお悩みなどの心の支えや参考になれば幸いです。
ひと言
2024年9月3週目
1対1課員と打ち合わせなどをすると他の課員の悪口などを聞く会が多くなりました。
タイの従業員同士の中でも、言いにくいことや愚痴などがたまっているようです。
自分もそのような悪口を聞くとその人の悪い部分が見えてしまっていることに気づきました。
そのような背景からも来週は課員とOne on One Meetingを行い、課員の話を聞いてみようと思います。
課員やタイ社内の従業員ができる限り、仕事の人間関係に対して悩みが減り仕事のパフォーマンスを発揮できるようにサポートをしていければと思います
「もしアドラーが上司だったら」小倉広さん著書
<「できているところ」に注目する。「できていないところ」は注目しない>
アドラー心理学の『正の注目』は、『当たり前のこと』にも注目を与える。
朝、会社に行く。歯を磨く。時間内に会社に着く。おはよう、と挨拶をする。素晴らしいこと。すべて『できている』ことであふれている。
人の行動の95パーセントは『できている』行動だ。しかし、ボクたちはたった5パーセントの『できていない』行動ばかりに注目して、
『できている』95パーセントを無視してしまうんだ。
それでは、エネルギーが湧くわけがない。やる気が起きなくて当然。
<リフレーミングで多面的に意味づけて見る。ポジティブな面に注目する>
円錐は横から見ると三角、でも底から見ると円。どっちも本当である。
「失敗」も本当だけど「経験」も本当。
どちらに注目を与えるかは自分で決めることができる。
「失敗」に目をつぶるのではなく、「失敗」を見つめる時間を減らせばいい。
その分「経験」という面に注目する時間を増やす。
人が困難という上り坂を登るには心のガソリンが必要だ。
学んだこと
→最近、監査部監査やIT部門からの指摘の対応などが多いせいか、仕事に対して面白みを感じる機会が少なくなってきており、
そのような状況になると、自分の中でできていないことを探していることが多いということに気づきました。
さらに人に対しても、「できていないところ」に注目をしてたようです。
しかし本書を通して、「できているところ」に注目することという部分が、心を少し楽にしてくれました。
自分の行動はもちろんですが、他の人に対しても「できている」部分に注目をすることが人間関係をよくするコツなのかと思います。
「失敗」も本当だけど「経験」も本当というように、リフレーミングで、多面的に見ることを意識します。
そして困難を克服する活力、「心のガソリン」を増やして、積極的でポジティブな人生を歩んでいきます。
この度も最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
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