このブログでは、海外赴任中に感じたことを、毎週アップしていく予定です。
海外との文化の違いや、マネジメントの大変さ、離れて暮らす両親や、一緒に赴任している妻や子どもとの関係など、日々悩んだり、学んだりしたことを、読書を通して勉強になった内容も交えながら、ご紹介をさせていただきます。
定期的に発信をすることで、気持ちの変化や異文化での生活、ご家族や従業員との関わり、日本本社との関係など、色々と悩むことが多い海外赴任中の方々の少しでも共感できる内容を発信したりお悩みなどの心の支えや参考になれば幸いです。
ひと言
2024年3月1週目
今回は会社が提供してくれるflierというアプリで気に入った本を見つけて、
会社への40分の徒歩通勤中にAudibleで聞きました。
自己啓発の機会を与えてくれる会社に感謝です。
「[メンタルモンスター]になる。」長友 佑都さん著書
【ネガティブをポジティブに変換する術】
批判を受けたり、ミスをしてしまった後、前へ進むために重要なことはまずは「どうやって?(HOW)」を見つけること。
人は失敗するとどうしても「なぜ?」ばかりを追求してしまう。
「なぜあのミスをしたのか?なぜ前にクリアできなかったのか?なぜ?」
もちろんそれは大事な作業だが、マインドがWHYばかりになるとなかなか前に進むことができなくなる。
それはいつまでも批判やミスに囚われているのと同じ。どこかでスイッチをHOWに切り替える。
”ナポリ戦自分のミスで負けた。これがサッカー一つのミスで勝敗が決まる。転んだら立ち上がればいい。俺はまだまだ強くなれる。”
昔から変わってないなと思うけど、このツイートは案の定大炎上し翌日の地元の新聞にも掲載されてずいぶん叩かれた。
けれど僕にとっては重要な行動だった。ミスをしてしまう未熟な自分をより成長させるためのエネルギー。
それは素直な思いを吐露した時に返ってくる賛否の声だ。
時にはそれが厳しい批判であったとしても。
いや批判だからこそかもしれない。
勝利を願ってくれたサポーターの厳しい声を真摯に受け止めつつ、反骨心のエネルギーにする。
実際、賛否の中にはそのヒントが隠れていたりもする。
日本代表で長友不要論が話題になった時、僕は積極的にヤフーニュースにある自分の記事のコメント欄を見ていた。
相当な書きようだったけど、「なるほどな」、「よく見ているな」と思う事もあった。
僕はあえてそれを拾いに行って、自分の財産にしようと思った。
批判や闇の中に成長のチャンスがある。それは僕の信念。
学んだこと
→課員のミスや自分のミスに対して、気が付くと「なぜ?」と思い、その結果責めてしまうことがある。
「なぜ?」という問いかけも大切だが、「なぜ?」だけでの問いかけで終わってしまうと、ただの失敗に終わってしまう。
しかし「どうやって?」という問いかけを相手にも、時には自分にもすることで、その失敗が成長のための必要な経験だということに気づける。
ポジティブな思考を持つには、「どうやって?」という問いかけで一緒に考え、お互いに成長をしていこうと思います。
趣味のテニスも、ミスした時に「なぜ?」と問うより、「どうやって?」を意識するとテニスがより楽しくなりました。
仕事もミスをしたときに「どうやって?」と問いかけて楽しさを見出していこうと思います。
この度も最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
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