問題を取り上げないことがリーダーの大事な仕事!?

週報(Weekly Report)

このブログでは、海外赴任中に感じたことを、毎週アップしていく予定です。

海外との文化の違いや、マネジメントの大変さ、離れて暮らす両親や、一緒に赴任している妻や子どもとの関係など、日々悩んだり、学んだりしたことを、読書を通して勉強になった内容も交えながら、ご紹介をさせていただきます。

定期的に発信をすることで、気持ちの変化や異文化での生活、ご家族や従業員との関わり、日本本社との関係など、色々と悩むことが多い海外赴任中の方々の少しでも共感できる内容を発信したりお悩みなどの心の支えや参考になれば幸いです。

ひと言

2024年7月2週目

会計事務所と移転価格についての打ち合わせを行いました。

プロジェクトの詳細や日本、マレーシア社の関係など、経理だけの知識だけでは答えられないものが多く、プロジェクトに関することをもっと勉強する必要があると感じました。

今後の税務調査に備えて、自分自身も移転価格についてもっと学ぶ必要があり、タイ社の経理内にも教育や情報の共有も必要だと思いました。

ここにいると、「日本人同士で決めているからわからない」と意見があります。

やはり言葉の壁があり、情報共有をするのは大変なこともありますが、日本人同士で決めたことで、現地スタッフも知る必要があるものは

現地スタッフにも伝えていこうと思います。

「海外で結果を出す人は、「異文化」を言い訳にしない」グロービス、高橋亨さん著書

■本質を見抜く力

海外拠点は本社に比べて十分なリソースか確保できない限られた人員で最前線の多岐に渡る業務をこなしている。

そのため、目の前の問題に端から全て対処をしていてはとても仕事など回らない。

どの問題を取り上げるべきなのかを判断する力は海外の現場では一層を求められる力なのだ。

言い換えればmust haveと nice to have を峻別する力である。

問題を取り上げないことも、リーダーの大事な仕事である。

相談を受けるとその課題を解決したいあげたい気持ちにもなるのだが、

必要なのは自社にとって取り上げるべき「イシュー=本当に大事なこと」は何かを見極めること

学んだこと

タイで業務をしていると仕事内容が多岐に回り、どれを優先的に手を付けるべきかわからなくなることがあります。

本書にも書いてある通り、本当に大事なことは何か見極めることを意識していこうと思います。

「問題を取り上げないことも、リーダーの大事な仕事」という内容に驚きました。

このようなスキルは、タイで働くことに限ったことではなく、働くうえでは大切なことなので、今からしっかりと鍛えていきます。

この度も最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

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