このブログでは、海外赴任中に感じたことを、毎週アップしていく予定です。
海外との文化の違いや、マネジメントの大変さ、離れて暮らす両親や、一緒に赴任している妻や子どもとの関係など、日々悩んだり、学んだりしたことを、読書を通して勉強になった内容も交えながら、ご紹介をさせていただきます。
定期的に発信をすることで、気持ちの変化や異文化での生活、ご家族や従業員との関わり、日本本社との関係など、色々と悩むことが多い海外赴任中の方々の少しでも共感できる内容を発信したりお悩みなどの心の支えや参考になれば幸いです。
ひと言
2024年8月4週目
出張来ていた本社の方から、経理にキャリアパスで来ていた方の話がありました。
今でも事業部に戻って忙しくされているようです。その方が事業部から経理に行くことについて最初はとても悩んでいたけれども、今思い返すと、経理に行ってよかったという事を話していたようです。
その方とは私が経理にいた時に一緒に働かせてもらい、色々とサポートもしてもらいとても仕事ができて頼もしかったです。
私自身も一緒に仕事ができたことが自分にとってとても勉強になりました。
そのようなお話をタイで聞くことができて、少しウルっときてしまいました。
キャリアについて悩んでいる自分にとって、そのような話を聞きて勇気づけられました。
ちょうど一年前に事業部長と当時の海外営業部長のがタイに来社されていて、営業部長が現在の社長になっていることも振り返ると不思議に感じてました。
私自身も現在タイ社で色々と悩むことが多いですが、タイ社での経験が自分の人生の中でプラスになるように、色々なことに挑戦して、失敗して成長していこうと思います。
「まず、ちゃんと聴く。」櫻井 将さん著書
●共感できない人の話を「聴く」ポイント
「共感できない相手がいるが、どうしたらよいか」という質問も著者は多く受ける。ここで重要なのが、肯定的意図である。
自分には非建設的、反社会的に思えたとしても、相手の言動の背後には必ずその人なりの肯定的意図がある、と捉えるのだ。
例えば、子どもが親の財布からお金を盗んだとしよう。
その際、「お金を盗むのは悪いことだ」と条件反射的に判断を下すのではなく、背後にある肯定的意図を見つけようと十分に深く観察してみる。
こうした肯定的意図という信念を持つことは、異なる「意見」をぶつけあう前に、お互いの「意図」を交換し合おうという意志を持つことである
学んだこと
仕事をしていると、なぜこの人はこのような言い方をするのかと思い、意見に共感できないこともあります。
しかしそのような時でも、必ずその人には「肯定的意図」があるということを思い出し、
意見をぶつけて、論破するようなことをするのではなく、
お互いの「意図」を交換し合うという意識で、話をしていこうと思います。
共感できないと思った時は、新しい価値観を学び自分の成長させるチャンスとポジティブに捉えて、相手を知ろうとする質問をしていきます。
もちろん仕事だけではなく、プライベートや子育て、家族との会話の時にも意識していきます。
この度も最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
コメント