最後の日まで笑顔で

週報(Weekly Report)

このブログでは、海外赴任中に感じたことを、毎週アップしていく予定です。

海外との文化の違いや、マネジメントの大変さ、離れて暮らす両親や、一緒に赴任している妻や子どもとの関係など、日々悩んだり、学んだりしたことを、読書を通して勉強になった内容も交えながら、ご紹介をさせていただきます。

定期的に発信をすることで、気持ちの変化や異文化での生活、ご家族や従業員との関わり、日本本社との関係など、色々と悩むことが多い海外赴任中の方々の少しでも共感できる内容を発信したりお悩みなどの心の支えや参考になれば幸いです。

ひと言

2024年5月1週目

先週は保険会社が現在契約している保険について説明と更新の依頼のために来社しました。

経理にいたらなかなか話を聞けない補償内容や保険の利用者、削減方法などの話をしてもらい、勉強になりました。

現地での業務対応は初めてのことも多く、大変なところもあるけれども、知識が増えて

貴重な経験ができていることに感謝しています。

「日本人が海外で最高の仕事をする方法 ― スキルよりも大切なもの」糸木 公廣さん著書

待遇面では解雇する社員に最大限の金銭的な手当てを行ったほか、最後まで働く場合のインセンティブを付与。また、人事部門を上げて、ひとりひとりの次の雇用先を探した。

愛が多すぎると言われようが、社員が最後まで気持ちよく働けるようにすること、少しでも先行きに不安を投じることを重視した。

全員が工場閉鎖の意義を理解し、会社の対応にも満足し、情報をオープンに伝えられ、閉鎖プロセスを熟知したうえで、この日を迎えられた。

厳しい施策をとることと、人を尊重するということは相反するものではない。

仮に解雇が必要になったとしても非常に切り捨てるのではなく、笑顔で去ってもらえるようにすること、それは不可能ではないはず。

これこそマネジメントの責任である。

学んだこと

人事評価を前にどのようなフィードバックや評価をすればいいか悩み、いくつかの本を読み、その中で印象に残った本でした。

今まで「人的資本経営」という言葉は聞いたことがありましたが、実際に深く学んだことはなかったので勉強になりました。

人を「コスト」としてではなく「資本」と考える方法は、とても新鮮でバランスシートに載らない資産と考えると不思議に感じました。

これからも人的資本経営について学んでいきます。

再来週の前半にはフィードバック面談を予定しているので、ともに成長ができる場になるようにしてきます。

現状は下記のことを意識しようと考えています。

1.今期の目標を設定する(できればお互いが納得する形で)

2.長所・よかったところを伝える(現在、個人単位の日頃の業務で良かったことリストを思いついたときにメモしています)

特に2については、経理にいた上司さんからのフィードバックの際に、自分でも忘れていた経理にいた時に行った業務の改善施策を細かく覚えてくれて、それを丁寧に伝えて頂き、感謝をされたことが、とても印象に残ったためです。

自分がされてよかったことは、課員にもしてあげようと思いました。

この度も最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

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