「異文化適応曲線」の今どの部分にいるか

週報(Weekly Report)

このブログでは、海外赴任中に感じたことを、毎週アップしていく予定です。

海外との文化の違いや、マネジメントの大変さ、離れて暮らす両親や、一緒に赴任している妻や子どもとの関係など、日々悩んだり、学んだりしたことを、読書を通して勉強になった内容も交えながら、ご紹介をさせていただきます。

定期的に発信をすることで、気持ちの変化や異文化での生活、ご家族や従業員との関わり、日本本社との関係など、色々と悩むことが多い海外赴任中の方々の少しでも共感できる内容を発信したりお悩みなどの心の支えや参考になれば幸いです。

ひと言

2023年11月2週目

昨日は本社からの出張者と夜ご一緒しました。

「まだ来たばかりだから仕事なれないでしょ。2年とか3年目になると自分のペース出来るようになるから、楽しくなってくるかもね」という話がありました。

全ての業務が新しく初めて部下を持ちマネジメント方法に悩んだりもしています。

今は大変な時期ですが、引き続き頑張ってまいります。

「ゼロからの海外赴任徹底ガイド」東海林 健さん著書

異文化適応曲線(U字曲線)

ハネムーン期:みるものすべてが新しく、興奮と期待でいっぱいな時期

カルチャーショック期:思っていた期待が失望に変わり、異文化へ敵対心を持つ時期

回復期:見えていなかった文化への適応が始まり、孤独感や焦燥感が薄れる時期

適応期:異文化適応がほぼ完了し、新しい習慣を受け入れ、楽しむことが出来る時期

カルチャーショック期はかなり精神的に落ちる

職場では、上司や部下に対する不安がこみあげて、日常生活でもイライラしやすくなる

業務面では、日本の緻密な仕事の進め方とのギャップが大いに目に付くようになり、現地社員に対して腹を立てることが頻発する

対処方法は、定期的に体を動かす(ジム、プール)や趣味や学習の時間をスケジュール化する(習い事、自己啓発など)

学んだこと

→異文化適応曲線というものを知っておくと、心境の変化があることを事前に知ることだけでも落ち込むことも減っていくと感じました。

異文化適応曲線のどのあたりにいるかをイメージすることは今の状況を客観的に見ることができ、自分の感情とも少し距離を置けることに気づきました。メタ認知をするための一つの手段としてうまく活用できると思います。

さらに海外経験のある諸先輩から1年目は特に大変であるアドバイスをいただいていたので、それを思い出して勇気をもらっています。

この度も最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

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